結婚生活に対する影響
従来の、婚約-->結婚というパターンでは、婚約期間を「お互いのパートナーとしてのお試し期間」と捉えることもでき、万が一違和感を覚えた場合には後戻りすることも比較的容易であるが、できちゃった結婚の場合は、この「お試し期間」が事実上無くなるため、恋人同士だった男女がいざ一緒に生活し始めてから、パートナーに対して違和感を覚えたとしても、後戻りすることは即離婚につながり、片親家庭化が確定してしまう。そのため、生まれてくる子供を巻き込む難しい家庭問題が出現する可能性が、通常の結婚と比較して高いと言える。
また、できちゃった結婚の場合、通常執り行われることの多い「結婚式」や「新婚旅行」などについては、新婦が妊娠していることによって制限される場合も多々あるため、この点で夫婦が心残りのまま結婚生活を送る事になる場合も多い。
さらに、夫婦として「一番アツい時期」であり、夫婦としての絆を築き始めるべき時期となるはずの新婚期間が、イコール「出産期間」になってしまう問題もある。妻は出産準備などで手一杯になりがちであり、また「里帰り出産」を選択した場合は、新婚にもかかわらず、一時的な「別居状態」を強いられる事にもなる。もし夫が、新婚にもかかわらず、結婚した意義を感じる事ができなくなり、妻の出産期間に浮気に走ってしまうなどの事態があると、子供が生まれる頃には既に夫婦間に大きな溝が出来てしまう、という最悪のケースも実際に散見される。
子供の成長に対する影響
チェコのプラハで行われた調査によると、できちゃった結婚で生まれた子供と、望まれて生まれた普通の子供とでは、成長面でかなりの差が出てしまうという結果が出ている[5]。これは、「望まぬ妊娠」である事が子供の成長に深刻な悪影響を与えかねないという問題点を提示している。
また近年の日本においては学級崩壊や「理不尽な親」[6]が急増しているが、その開始時期が「できちゃった結婚が増加し始めてから数年後」であったため、これはできちゃった結婚の増加に起因するのでは、と考える向きが一部にある。